アフリカ諸国 達成困難 15年までの国連目標 温暖化も障害に
2007年6月25日 夕刊
二〇一五年までに発展途上国で貧困や飢餓に苦しむ人の数を半減させるなどの国際的な数値目標「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成が、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国では極めて困難になっているとの調査結果を、国連が二十五日までにまとめた。
国連によると、アジアなど多くの途上国は既に「一日の収入が一ドル未満の貧困人口を一五年までに半減させる」との目標を達成しつつあるが、アフリカでは一九九〇年の46・8%から二〇〇四年の41・1%とごくわずかな減少にとどまった。
二〇〇〇年の国連総会で採択されたMDGsのプロセスが七月七日に折り返し点を迎えるのを前に、国連は「アフリカ諸国への政府開発援助が〇四年以降、ほとんど増えていない」と指摘。日本などの主要国に〇五年の首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)で公約したアフリカ支援拡大の実行を求めている。