こうした発想の転換だけではなく、低コストと差異化を両立した点も重要だ。Wiiは必ずしも高性能にこだわらず、機能を「減らす」「取り除く」ことに徹している。顧客にとって使いやすくなるうえに、製造原価も抑えられる。任天堂はWiiのゲーム機本体の販売だけでも利益を出せるようだ。ソニーやマイクロソフトの最新鋭ゲーム機はコストが高く、経営資源を浪費している。ゲーム機の販売では利益を出せず、ソフトの利益に依存しているのが実情だ。